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丹野賢一&山田うん。異色コンビの初コラボレーションは何だかすごそうだ!
CHEEK 2001年9月号 ACT欄

CHEEK PHOTO  会場全体を作り替えてしまう程大掛かりな舞台装置と、自らの動きを主軸に置いた「モノ」と絡む身体表現で、独自のソロ作品を発表してきた新鋭パフォーマー、丹野賢一。
幼い頃から器械体操や新体操、モダンバレエなどさまざまなダンスを経て、'96年からダンスを軸とした創作活動をスタート。そして秋にはヨーロッパツアーが予定されているソロパフォーマー、山田うん。
そんな異色コンビの15分以内のソロパフォーマンスを複数上演するという国内ツアーが、6月23日の札幌公演を皮切りにスタートした。
今回のプロジェクトは劇場だけでなく映画館や倉庫、はたまた野外でも行われる予定で、その演目はあらかじめ下見を行った二人によって、一番合うものがセレクトされる。
そのため観客はまるでミュージシャンのライブアルバムを聴くように、その演目の組み合わせを楽しめるわけだ。「現代人の時間感覚に合わせて設定した15分という短いパフォーマンスにストーリー性や明解なコンセプトがあるわけではなく、舞台の上で動いていること自体に意味を感じてもらいたい」と二人は語る。
パフォーマンスの性質も方法論も客層までもが極端に異なる丹野と山田。そんな二人の1+1=未知数となりえる今回の型破りな合同ソロプロジェクト、対称的な二人の生み出す独特なパフォーマンス世界をどっぷりと堪能してみたい。


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丹野賢一/NUMBERING MACHINE:mail@numberingmachine.com
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